あれから10年 |
日付は変わってしまったけど、1月17日で阪神大震災からちょうど10年。 当時、大阪市内に住んでいて、被害はさほどではなかったが、あの下から突き上げられるような衝撃はいまだに鮮明に覚えている。 とはいえ、すぐにまた寝てしまったんですけど(汗) その後、目を覚まして、普通に会社に行く準備をしながら、テレビをつけてみると地下鉄が止まっているとのこと。しかたないので、しばらく家にいてテレビを見ていると、各地の被害状況が次々と分かってきた。 自分が勤める某鉄道会社の駅や線路も倒壊し、電車が運行できる状況ではないことも明らかに。阪神高速は倒れ、神戸のあちらこちらで火事が次々に発生。 まるで映画のワンシーンでも見ているかのようなとても現実とは思えない映像がテレビから流れてきた。 翌日には何とか会社に行けたのかな?あんまりはっきりと覚えてない。 それからしばらくは、日常業務ができる状態ではなかった。 会社の上司の家も被害にあったので、新幹線の高架や道路の高架が倒壊している横を通って、家の片付けを手伝いに行ったりもした。 うちの会社も三宮から西宮までは電車が運行できず、代替バスを走らせていたので、鉄道に関係ない部署のみんなも交代で、三宮やその沿線まで、代替バスに並ぶ人の案内や整理のため応援にでかけた。 瓦礫のやま、マスクなしではいられないような粉塵と寒さのなか何百メートルにも連なる代替バスを待つ人の列・・・。 いま思いかえしても、ほんとに現実だったのかなと思ってしまう。 でも、こんな経験をしていても、やっぱり10年も経つと記憶はどんどんと風化してしまう。 せめて、年に1回は思い出していかないといけないと思うのだが。 |
by ufky711
| 2005-01-18 00:35
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